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コルナゴ C59 試乗

M_09.jpg

C59といえば言わずと知れたコルナゴのフラッグシップモデル
きっとバリバリにレーシーなフレームで
筆者にはオーバースペックで
試乗してみたものの「全く歯が立ちませんでした」
という情けない結果も覚悟しての試乗(笑
提供:ワイズロード名古屋

約1時間のインプレは

???
 ↓
!!!
 ↓
(゚∀゚)

こんな感じ(笑


走りはじめると、絶対ありえない話だが
まるで入門機のようにアタリが柔らかい
極めて乗りやすく快適な印象
これでフラッグシップ?と、肩すかしをくらってしまう

初心者にも「どうぞお乗りください」と手をさし伸べてくれる
そんなハイエンドモデルらしからぬ優しさを感じる
でもそんなはずはない
トップ選手がレースで使うフレームが、初心者向けの快適性重視の設計なはずがない
いったいどういうことだ?


本気で踏めば本性を現すに違いないと
堤防道路に連れ出してみる
スルスルっと35km/hくらいまで加速して快適に高速巡航
普通のハイエンドモデルはこの速度になるとフレーム剛性に徐々に脚が負けてくるのだが
依然として快適
踏み込むペダリングでも回すペダリングでもスイスイ進む
ポイントを探り当てないと進まないなんていうこともない

フレームの剛性がどうとか
適度なしなりがどうとか
そんなことは意識に入ってこない

カーブでも荒れた路面でもちょっとした坂でも
何も考えずに自分のペダリングをすればそれでいい
それだけで気持ちよく前に進む

結局、このフレーム
初心者から上級者まで、乗り手のレベルを選ばないフレームなのだ
パワーライダーが乗れば存分にパワフルな走りができるにも関わらず
初心者が乗れば初心者なりの気持ちいい走りが楽しめる

普通のフレームのインプレだと「しなりながら進む」とか「踏んだときガツンと加速する」
みたいなフレーズでそのフレームの個性を説明したりするが
このフレームは次元が違う気がする

硬いとか柔らかいとかいう尺度ではなく
ソフトな入力に対してはソフトに受け止め
ガツンとした入力に対してはガツンと受け止める変幻自在なフレーム
誰が乗ってもどんな乗り方をしても高効率かつ気分よく進んでくれる
硬くも柔らかくもない、マジックのようなフレームである

速さだけだったらこのモデルに対抗できるモデルもあるだろう
しかし、一般のホビーライダーをここまで気持ちよくしてくれるモデルはなかなかないと思う

試乗したのはコルナゴがカタログにラインナップしている完成車で
シフトは電動(スーパーレコードEPS)
スーレコEPS

ブレーキは油圧ディスク
ブレーキ

これらの贅沢太り(?)のせいか試乗車の重量はペダルレスで7.1kgもある
しかし乗った感じは6kg台と言われれば信じてしまうほど軽いというマジック

そして「乗り手を選ばないトップグレードモデル」が存在するというマジック

これらの魔法のお値段、180万円(+税)
フレームで57万円(同、ノーマルブレーキ用)

価格にはマジックがないようだ(笑


自分

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

CIPOLLINI チポッリーニ ボンド試乗

DSC_0507(2).jpg

ワイズロード名古屋で試乗させてもらったのは
ワイズロードが輸入代理店になっているイタリアンバイクチポッリーニのボンドというモデル


まず見た目でプラス30点(笑
なんでもマリオ・チポッリーニというお兄ちゃんが「俺ならこんなバイクに乗りたいぜ」
ということで作ったバイクだそうで(笑
イタリアのちょい悪オヤジが作りました的なルックスは
ちょっと自慢できそう

サンデーライドで80kmほど走ってみた

なかなかよい

ポジションをジャストに合わせてもらったこともあって
全くクセのない自然な感じで走れる

平地巡航ではとてもラクに集団についていける
必要最小限の力で上手に速度を維持してくれる
周囲は自分より速い人ばかり、というサンデーライドでは
とてもありがたい(笑

最近のミドルグレード以上のカーボンフレームは
筆者の脚力では「踏み負け」を感じて脚にきてしまうことが多いが
ボンド君は回すにしても踏み込むにしても
こちらのペダリングを拒絶するような野暮はしない
(中にはあるんすよ、貧脚を全く受け入れてくれないフレーム:泣)

とはいえ、序盤では乗れてはいるものの思い通りに進んではくれない
「まあまあだね」「でももっと走れるヨ」ちょい悪オヤジの声(笑
そこでフォームや力の入れ方を微調整しながらちょい悪オヤジと対話していく
回すときはいつもより尻をほんの僅か後退させて
水平方向の足だしを意識して、、、すると
「そうそう、そこ、そこダヨ!」とちょい悪オヤジがいうわけです(笑
ポイントさえ探り当てればご機嫌に前に進んでくれる
このあたりは工作精度とカーボン素材の品質の高さを感じさせる
効率よく推進するためのフレームとの対話を楽しみながら乗っていたわけで
これは大メーカー、大ブランドのバイクではなかなか得られない楽しみかもしれない

自分のペダリングが雑であることに気づき
性能を引き出すには「きちんと丁寧」なペダリングが必要なことを
あらためて実感させてもらった

「お、軽い!」とか「グイグイ進むぜ」といった驚きはないが
上質な乗り心地と安定した挙動が乗り手に安心感を与えてくれる
とても着心地のよいウエルメイドなジャケットをはおったような心地よさ
でも
「その気になればいつでもガツンとした走りも披露シマスヨ(脚力があれば)」
とちょい悪オヤジ(笑

そんなボンド君のお値段、フレームセットで348,000円

小ロット生産のイタリア製であることを差し引いても割高感は否めないが
対話を楽しめる人間臭いフレームは小さな工房製ゆえの美点
人とは違うおしゃれイズムを身にまといたい人にお薦めの
イタリアの伊達男のようなフレームである

NEWアルテグラ 6800 試乗

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アルテグラ6800

ワイズロード名古屋店
新型アルテグラに試乗してみない?うちで試乗車用意したから

といわれても正直あまり興味が、、、(笑
しかし過去に何回も「乗ってみなけりゃわからないもんだ」を体験しているので
せっかくの機会だから試乗させてもらうことにした
ちなみに筆者のバイクは現行のアルテグラ仕様である

試乗してみてわかったのは
とにかく操作フィールが軽いこと
一番わかりやすい違いは
「指2本」必要だったのが
「指1本」で十分になったこと

フロントならインナーからアウターへのシフト
リアならシフトダウンの時に
筆者はいつも中指と薬指の2本で操作している(俺だけか?)
ところが新型アルテは中指だけで簡単に操作できる

特に気持ちがいいのは中速域以上でのフロントのアウターへのシフト
軽い操作でほとんど音もなくスッと決まる
最も力が必要な大仕事だったフロントアウターへのシフトが
もはや大仕事ではなくなってしまうのである

そのほかのシフト操作も何回か操作していると
確実性や応答性が進歩していることがわかる

例えば低速時のシフト操作や中途ハンパなレバー操作だったときの
「シフトしたつもりだったのに同じギアのまま」というミスは減るだろう
意図したシフトチェンジの完了をレバーを通じて乗り手も共有できる
そんなことを感じる応答性だ
試乗して最初に驚くのはシフトタッチの軽さだが
応答性や確実性を向上させた点も地味ながらシマノの努力を感じる

11速化のメリットについては人によって感じ方が異なるかもしれない
試乗車に装着されていたのは11-28の11速
筆者は同じ11-28を使っているが
10速なのでローギア側の3枚は21、24、28となる
これが11速では23、25、28となり
より中飛びの少ない脚に優しいギア構成になっているので
11速化はありがたい
11-25を使っている人にもロー側のギア構成が厚くなれば
上り坂でケイデンスを上げて登りたいときには有利になるに違いない

ただ10速をうまく乗りこなして各ギアを有効に回せる足を持っている人には
11速の必要性はさほど高くないかもしれない

ブレーキの効き具合やタッチの違いは市街地だけの試乗では
残念ながらわからなかった
(峠に行けばわかるかもしれんが)

というわけで
「乗ってみなけりゃわからない」はフレームや完成車だけでなく
コンポにも言える、ということがわかった試乗だった(笑

しかし困ったこともある
今までゴキゲンで何の不満もなく乗っていた自分の6700アルテグラが
なんだか欠点が目につくコンポになってしまった(悲

悔しいがそのくらい6800への進化の差は大きい

シマノも罪なことをしてくれる

 

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

デローザ DE ROSA SUPERKING試乗

DE ROSA1

乗る前にしばし見とれてしまった

ホリゾンタルの端正なシルエット
DE RSAのロゴがきれいに映える黒いフレーム

ホイールまで含めてデザインされたかのようなBORA2との一体感
DEROSA2.jpg

サドル、シートポストに至るまでデザインの手を抜くことはない
DE ROSAサドル

お金がかかっているデザインというのはこういうのを言うんだろうなあ
でもオーナーになることはないだろうなあと、乗る前から溜め息(笑

気を取り直し走り始める

まず感じるのは乗り心地のよさ
クルマの乗り心地で「シルキー」という形容があるが
それが思い浮かぶような滑らかさ
グリップ感も路面状況のインフォメーションも
しっかりと伝わってくるのに
体感する刺激はカドがとれていて心地よい

もっともショップのスタッフさんによると
乗り心地は
カーボンディープリム+チューブラータイヤによる恩恵も大きいそうだ

にしてもフレーム自体が
BORA2という高性能ホイールの機能を
余すところなく引き出す実力を持っていることは間違いなさそう

平坦路のみの印象だが
スピードをあげていくのは難しくないし楽しい
軽いのに安定感もある
とにかくなめらかにスムーズに抵抗なく進む
35km/hくらいからはディープリムのエアロ効果で
空気抵抗さえ味方につけてしまう

唯一の抵抗は自分自身の足、、、

そう、スピードをだすと徐々に踏み負けしてくるのだ
筆者の脚力にはありあまるフレーム剛性なのだろう
スムーズな走りにおだてられていい気になって走っていると
いつのまにか足にきている
ちゃんと踏めばちゃんと進むのだが
その脚力とスキルがないと宝の持ち腐れ?

とはいえ、このルックスと上質な乗り味は
数あるロードバイクのミドル~ハイエンドモデルの中でも
極めて個性的で魅力的

この美しいフォルムを所有し愛でつつ走りこんでいって
マシンに見合う実力を培う
そんなことを夢みてしまうマシン(笑


最後に本機に搭載のカンパ電動シフトEPS(スーパーレコード)
以前試乗したシマノのDi2とどっちが好きかといえばEPSだ
EPSの方が小さな動きで素早く変速しているような小気味良さがある
Di2はスイッチで変速作業を機械に命じてしる感覚があるのに(こっちがあたりまえ)
EPSは指先のタッチとディレイラーの動きのあいだに機械の介在を感じさせないのだ

マニュアルシフトでは
機械的にスパッと決まるシマノ
人間的にジワッと変わるカンパ
というイメージだったことを思うと興味深い

ただ、シマノを研究してから登場したカンパがアドバンテージを持つのは当たり前
シマノの第二世代電動はどんなタッチなんだろうか

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

メテオ ランチ試乗 

GDR(グラファイトデザイン)のMETEO launchにサンデーライドで試乗させてもらった
thumbnail_meteor_launch.jpg

SN3B2691.jpg

グラファイトデザインには昨夏に試乗させてもらった
メテオSpeed
がある
launchはSpeedと違うのだろうか
それとも、、、

SN3B2692.jpg

乗り始めの印象は軽くてよく進む
さすがは950gの軽量カーボンモノコック

発進から巡航速度に到達するのも速いし
巡航時も25km/hくらいかなと思ってサイコンを見ると
実際には28km/hで巡航していたりする
乗り心地も悪くない

30~35km/hの平地巡航はとても快適だ
ほんの少しの力で効率よく速度を維持することができる
いつもなら息があがってしまう大井橋から153号線の赤池までの区間も
楽勝でついていける
しかもこの日は若干の向かい風だったのに

モノコック構造らしいダイレクト感も好感がもてる
それは自分の身体と路面が
ワンピース構造でつながっているという直結感

同じカーボンでもパイプ&ラグ構造のメテオSpeedが
快適なしなり感が印象的だったのとは対照的だ

しかし、体に無理なくなじみ
乗る人間とバイクの一体感を感じさせてくれる点は
両者共通の美点だと思う

踏んだ力がそのまま駆動力に変わっていくダイレクト感は
Speedにはなかった優れたキャラクターだ
ただし、きちんと踏める力があればだが、、、

「回す」ペダリングでは拒絶されることはないが
トルクをかけ踏み込むペダリングのときは
ダイレクトに駆動に反映されるので
ごまかしがきかない

自分とバイクの合計重量を前進させるだけの脚力が必要で
それ未満の脚力ではフレームに拒絶されてしまう

坂ではこのことをさらに思い知らされることになる

自分のバイクでは踏み込んで登っていたつもりだった峠
それがコイツでは今までの踏み込みでは全く進まない

進ませるにはきっちりした踏み込みが必要なのだ
踏んでいたつもりがまだまだ踏めてなかったことを自覚(笑

反省して登山のように一歩一歩踏み出しながらトルクをかけると
まるで足の裏でアスファルトを蹴りだしているように前進する

踏み込み不足を自覚することなく、なんとなく登れていた自分のバイクと
脚力は必要だが無駄なく力を使えるコイツ
前者の方がラクはできるが
後者の方がしんどくても絶対速度は上

つまり、速くなりたいのなら踏み込み不足を自覚しないとけないし
踏み込みが後輪の推進力にダイレクトに反映するコイツは
自分の技量不足とパワー不足を自覚させてくれるよき先生なのかもしれない

ヒルクライムレースの経験はあるものの
ヒルクライムが好きにはなれない筆者は
自慢じゃないが坂を登るパワーには自信がない
対して平地のドラフティング走行は好きだし
そこそこの速度までならついていける

そんな筆者にとってはこのlaunch
平地巡航が素晴らしく快適な反面
ヒルクライムは己の力不足を突きつけられてしまい
楽しいとはいえなかった(泣
GDRのHPではヒルクライムマシーンとして紹介されているlaunch君には
申し訳ない話だが(笑

優しさを求めるなら「踏めなくてもそれなりに前に進んでくれる」メテオスピードだが
もっと速く走りたいならメテオランチという選択肢になるだろうか

最期にそのデザイン
つや消しブラックに簡素な文字でMETEO launch
シンプルといえばシンプルだが、、

個人的な意見だがあまりデザインにはお金をかけてません、と見えてしまう
フレームで¥367,500(メーカー参考価格)の堂々たるプライスに
見合う意匠が備わればさらに魅力が増すと思うのだが、、、

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

タマ

Author:タマ
まずは自転車から ゆくゆくは料理、映画など好きなものも(の予定)
単身赴任の名古屋初心者

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