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コルナゴC60試乗

DSC_0907.jpg

「これから実戦投入される出たばっかりのモデル」というイメージのC60
そんなブランニュウな1台にワイズロード名古屋で試乗させてもらう幸運に恵まれた

乗り出しの印象
「あれ?モノコックになったんだっけ?」

もちろんそんなことはありません(笑
パイプ径は太くBBもマッシブになってはいるが
C60も代々のC○○と同じ伝統のパイプ&ラグ構造

なのにまるで最新のカーボンモノコックフレームのような
身体と路面の間にあるのは「ワンピース構造の物体」としか思えない一体感

はて?コルナゴさんは一体何を目指したのか?
という疑問が浮かぶものの
走っている感触はいたって快適

フラッグシップだからといって乗り手を選ぶようなことはない
初心者が楽しみながら乗れる懐の深さを持っているところに
コルナゴの好ましき伝統を感じる

コーナーや下りでも安心してスピードに乗れる安定性の高さも
ありがたい
多少下手くそなコーナリングをしても
車体がそのミスをカバーしてくれるような安心感がある

そんなホビーライダーにも優しいC60だが
とはいえレーシングモデル
踏み込んだときの加速は一流だ
どこまでも加速を要求するかのような野性の本性を
優しい顔の向こうに覗かせたりする
気持ちがいいからといっていい気になって飛ばし
ているといつのまにか脚にきていたりする

そんなこんなで約3時間の試乗を終えたが
正直、疑問は残った
ここまでモノコックに近い性能をあえてラグ組みで作る意味は?

その疑問は試乗した次の週末に解けた
いつものサンデーライドにいつものように自分のバイクで
晴天無風の好条件下、コース的には実に気持ちよく70kmほど走った

なのに、自分の乗っているバイクを
初めて「なんと凡庸でつまらないバイクだ」と感じたのだ
数日前に乗ったC60に「また乗りたい」という欲求とともに

同じフラッグシップモデルでもトレック マドン7はわかりやすい
理詰めでモノコックフレームの理想と性能を追求した結果の現時点での到達点だ
しかし、トレックの試乗後に自分のバイクを「凡庸」と感じることはなかった

C60はどうか
その存在理由は理屈ではなく感性で感じるもの、とでもいえばいいだろうか
パイプ&ラグで他ブランドのフラッグシップモデル(それはモノコックだ)に
負けない、あるいは凌駕するモデルを作ること
サイズバリエーションを豊富にラインナップしやすい構造というのも理由だろうが
理詰めでは説明できないラグ組みの長所を知っているコルナゴだからこそ
作らなければならないフレームだったのではないだろうか

モノコックかラグかは人によっては好みが分かれるだろうが
筆者はラグのもつアナログで人に優しい乗り味が好きだ
乱暴な言い方だがモノコックは設計どおりの性能を求める
デジタルな工業製品
そこには「面白み」や「人間臭さ」はあまり入り込む余地はない
だからC60からモノコックフレームに戻ったときに
性能の優劣ではなく「凡庸」を感じてしまったのだろう

筆者が数日たって感じたC60への愛着は
まるでモノコックのような第一印象の向こう側に
乗っていて「楽しい」と感じるラグならではの乗り味が演出されているからこそ

それは性能的に速いとか軽いとか剛性が高いとかではなく
パイプ&ラグでなければできない乗り手との親和性が高い独特の乗り味

理詰めでは説明できない人間臭い魅力がそこにはある
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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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タマ

Author:タマ
まずは自転車から ゆくゆくは料理、映画など好きなものも(の予定)
単身赴任の名古屋初心者

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